2013年8月26日月曜日

HTC One SでHBOOTのアップデート

しばらくCM10.1(Android 4.2.2)を導入して運用していたHTC One Sも、そろそろ新しいROMを導入したくなってきました。

そこで新しいROMについて調べてみると、(1)バージョン2.13以上のHBOOTで(2)v3.4なカーネルを導入しておく必要があるようです。自分のOne SのHBOOTのバージョンを確認すると、1.06となっています。

通常HBOOTはHTCから提供されるRUU(ROM Update Utility)を適用時に、システムやカーネルなどと一緒に更新されるものです。 私の場合、One Sを昨年4月に購入後一回もRUUの適用を行わずにカスタムROM・カーネルの導入を行っていました。

HBOOTをアップデートする方法については、v3.4なカーネルの導入が必要なROMのスレにHBOOT・カーネルのアップデートスレへのリンクがちゃんと示されています。

 [Firmware Update] For AOSP ROMS-3.4 KERNEL-NEW OFFICIAL CM NIGHTLIES [27June]

作業の手順については上記のページにしっかり書いてありますが、自分のメモ用にここにも書き起こしておきます。 前提条件として、One Sはブートローダアンロックされており、カスタムリカバリが導入されているものとします。

1.必要なファイルのダウンロード

作業を行うPCで下記のリンクからファイル「BehradGH_HBoot_2.15.0000_TWRP_Recovery.rar」をダウンロードし任意の場所に解凍する。

2.端末をfastbootモードにし、作業用PCに接続する。

3.作業用PCでコマンドプロンプトを開き、上記rarファイルを解凍したフォルダに移動する。

4.以下のコマンドを実行しブートローダを再ロックする。
fastboot oem lock

5.以下のコマンドを実行。端末が再起動しRUUモード(起動すると黒の背景に緑のHTCロゴ)になるのを確認する。
fastboot oem rebootRUU

6.以下のコマンドを実行。すぐにエラーで止まることを確認する。
fastboot flash zip firmware.zip

7.6.のコマンドを再実行。ファイルの書き込みが行われる様子を確認する。
fastboot flash zip firmware.zip

8.進行状況が100%になってしばらく放置しても自動的に再起動が行われない場合(私の場合もそうでした)、以下のコマンドで再起動
fastboot reboot

9.ブートローダを再度アンロックする。

ブートローダアンロックの手順については以下に記載しています。


10.自分が使用したいカスタムリカバリーを入手し、以下のコマンドで書き込む。
fastboot flash recovery <リカバリimgファイル名>

11.自分が使用したいカスタムROMを入手し、カスタムリカバリから導入する。
導入後は普通に起動させずにfastbootモードにする。

12.カスタムROMに同梱されているカーネルを以下のコマンドで書き込む。
fastboot flash boot <カーネルimgファイル名>

13.端末を起動する。





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